【塾長ブログ】なぜ、高校を偏差値で選んではいけないか?
今日は「なぜ、高校を偏差値で選んではいけないか?」というお話をしていきたいと思います。
ご存知のように、埼玉県では中学3年生を対象とした全県模試「北辰テスト」が年8回実施されています。先週は、4月末に受験した試験結果が届き、多くの方が一喜一憂されたのではないでしょうか。私自身、埼玉出身なので、懐かしい思い出です笑
さて、こういった模試の結果が届くと、多くの方が一番に気にするのが偏差値ではないでしょうか。そして、模試の偏差値をもとに、志望校を探そうとされている方も少なからずいらっしゃると思います。
しかしながら、星学院では、この「偏差値をもとに志望校を決める」という進路選択はオススメしておりません。また、単に偏差値が高い学校へ進学することがベストだとも思っておりません。
ちなみに、私が高校を受験したころであれば、偏差値で高校を選んでもさほど問題がなかったように思います。高校のカリキュラムや授業スタイルが画一化されていて、難易度は違っても、授業内容にはあまり差がなかったからです。(もちろん、そうでない学校もあったとは思いますが...)
しかし、今日は違います。仕事上、色々な高校の説明会に伺わせていただいていますが、同じ偏差値の学校でも、右と左くらい授業内容に差があることは珍しくありません。
大学受験を見据えて2年次のうちに3年生までの学習内容を終え3年次は大学受験対策に特化する学校がある一方で、生徒の自主性と探究心を育てることを目的として3年間ゆっくりじっくり授業を行う学校もあります。
どちらが良い・悪いという話ではありません。学校を偏差値で選んでしまうと、辛い高校生活になってしまう可能性があるという話です。
だからこそ、受験生の皆さんには、高校は偏差値で選ばず、内容で選んでいただきたいのです。そのために必要なことは、①学校を自分で見に行くこと、②先生や現役の生徒の話を聞いてみること、③体験してみることです。
そして、偏差値は一旦目を瞑ってでも自分にベストな学校を選んでください。
徐々に高校の説明会が始まっていますので、まずは説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。もちろん、こんな学校が良いというイメージが固まっているようであれば、高校を探すお手伝いをすることも可能です。
お気軽にご相談くださいね^^