【今日のひとこと】 7月11日(火) 鬼灯(ほおずき)
前回の「今日のひとこと」の続き、ほおずき市についてです。
ほおずき市の起源は、明和年間(1764〜72)とされています。
「ほおずきの実を水で丸飲みすれば、大人はなかなか治らない持病が治り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)がなくなる」という民間信仰がありました。それで、ほおずきを求める人で賑わったそうです。
お盆の季節も近く、ほおずきを盆棚飾りに用いる方も多いようです。
また、かつては、四万六千日の縁日に赤とうもろこしを売る屋台もありました。これは赤とうもろこしが落雷除けのお守りになる由の民間信仰があったようです。
昨日の雷はすごかったですね。
昔の人は自然を崇拝し抗わず、祈ることで共存していく生活をしていたことが伺えます。