【講師ブログ】10月11日(水) 頭の中の自分
夜はもうすっかり涼しく、秋も深まりました。
さて、スポーツの秋ですが、この時期は運動会のシーズンでもありますね。
家の近くの幼稚園でも、最近、練習をしている子ども達の様子が見られます。
運動会といえば、父兄参加のリレーで、保護者の方がよく転ぶなどと言われております。
御多分に漏れず、私も先日久々に運動をしましたら、足がいうことをききませんで、転倒してしまいました。
それもそのはず、短距離走をしている時の中殿筋という筋肉は、通常の5~6倍も負荷を受けているそうです。普段軽くジョギングしているくらいでは、そこまで負荷はかからない筋肉です。
普段の運動不足で筋肉が衰えてしまっているので転んでしまうしまうわけですが、
過去に運動部に所属していたり、体力に自信があると
たとえ筋肉は衰えていても、頭の中ではバリバリ走れている理想像が浮かんでいるわけです。
そして、テストを受ける時も同じことが起こっていると思います。
自分の頭の中で、「もうだいぶできるようになった」「当日、なんとかなる」
と何の根拠もなく、テストに挑んでみると実際の結果はさんざんだったりします。
ですので、テストを受ける前には、どのくらいできているか試してみる必要があるのです。
実際に時間を計ってみて、何も参考にしない状態で、テスト範囲の問題を解く。
そして、できていなかったものは、できるまで反復して、もう一度テストしてみる。
この繰り返しで、テストで得点できるようになるわけです。
テストが続くシーズンです。
学習の定着度合いを客観的に分析し、適切な学習を心がけてください。
健闘を祈ります!