【今日のひとこと】7月19日(土)稲妻
最近は雷が多く、夕方近くになるとゴロゴロと空が鳴っています。
さて、雷は稲妻とも呼ばれますが
なぜ、そう呼ばれるようになったのでしょうか?今日はその話を。
植物の成長に必要な要素に窒素がありますが、
植物は空気中の窒素を直接取り込むことができません。
そこで雷です。
雷の放電によって空気中の窒素と酸素が結びつき、雨に溶けて地上に降ります。
そして、窒素が雨と一緒に土壌に浸み込み、植物は根っこから窒素を取り込めます。
稲は空気中の窒素を使って、たくさんの稲穂を実らせることができるようになるわけです。
このことから、雷は「稲」によきパートナー「妻」のような存在として、「稲妻」と言われるようになりました。
いろいろと語源を調べてみるのも楽しいものですね。