【塾長ブログ】“学び合い”から生まれるもの
こんにちは!塾長の新井です。
今日は「“学び合い”から生まれるもの」というお話をしていきたいと思います。
写真は先日の教室での一コマです。教室の一角で中学2年生の生徒に中学3年生の生徒が数学の宿題(学校の宿題)の解き方を教えていました。
友達同士で教え・学び合うということは決して珍しいことではないと思うのですが、この3人、学校も学年も異なるのです。ぱっと見、お兄ちゃんと弟みたいですよね(笑)
こういったことがすんなりできるのが、ホシガク生の良さだと思います。
と言っても、最初からこれができていた訳ではありません。去年、大学時代の友人から「学び合い」という概念を教えてもらい、それを実践すべく授業内の問題をペアやグループで解いてもらうようにしたのがスタートです。
最初のうちは、私たち講師がサポートしつつ、お互いに教え合う・学び合うということを実践していきました。それから約1年。ようやく自然と(私たちが声がけしなくても)生徒自信が積極的に学び合いをするようになってきてくれました。
「講師が教えたほうが、効率が良いんじゃない?」と感じる方もいると思いますが、必ずしもそうではありません。
教える生徒は、どうしたら上手く教えられるか考えることで、より理論的な説明ができるようになります。これは、証明の問題や論説問題などの能力伸長に役立ちます。
また、教えてもらう生徒も、お兄さんくらいの人から教えてもらうことで、素直に受け入れ学ぶことが可能となります。
それ以上に、困っている人を見捨てないという人としてのあり方も育てることができるでしょう。人徳を育てるとでも言うのでしょうか。
学習の力を鍛えるだけでなく、人としての成長もある塾でありたい。
そう思う、今日この頃です。