【塾長ブログ】学び合いの効果
皆様、こんばんは!
塾長の新井です。今日は「“学び合い”の効果」についてお話していこうと思います。
この「学び合い」という考え方は、教師が主体となって授業を行う形式ではなく、生徒同士が助け合い・教え合いながら学びを深めていくという授業形式のことをいいます。この手法は、大学時代の同級生で他県の公立学校教諭として働く友人から教えてもらいました。
塾といえば、これまで「授業で勝負する」といった考え方が主流となってきました。教科書に載っていることや、場合によってはそれ以上の応用内容を解説し、問題を解けるようにしていくといった感じです。
この指導法は、知識こそ身につくものの、運用能力の伸長を狙うことができません。また、近年の入試事情は、単に知識を問う問題から、論理的な思考を問う問題(知識を運用して解く問題)へと変化してきました。今年の埼玉県公立高校入試の問題が、まさにその典型かもしれません。
私たちとしても、改めて論理的思考を鍛える重要性を感じました。
そこで、ホシガクでは新年度授業より「学び合い」を推進していくこととしたわけです(集団授業限定)。と言っても全て生徒に任せるわけにはいきませんので、基礎理論は指導担当のコーチが説明し、演習を行う段階でペアワークを実施してもらうこととしました。
演習中は、与えられた課題に関して、ペアで解き方を相談したり、間違えてしまった問題について互いに解説してもらったりしています。こうすることで、単に知っている状態から、知識を運用できる状態(できる状態)にしていくことを狙います。
テクノロジーが日進月歩で進化していくように、教育もより良い方向に変わっていかなくてはいけないのでしょうね。
これからも、楽しく学びを深められるよう工夫をしていきたいと思います!!
寒さが和らいできましたが、寒暖の変化が大きい日々が続いていますので、体調を崩されないようご注意ください!