【塾長ブログ】「どうすればテストの点数を上げられるのか?
塾長の新井です。つい1ヶ月前まで暑かったのが嘘のように、肌寒い日々が続いていますね。久喜市内でも木々の紅葉が見られるようになり、秋が深まってきたと強く感じる今日この頃です。
さて、秋が深まってくると、中学生はソワソワし始める時期を迎えます。期末テストが目前に迫っていたり、中3生は受験が眼前に迫ってきたりするからです。
そこで、星学院では、先週より恒例のテスト対策講座を実施中しています。1日5時間以上の自習をする生徒も少なくはなく、力の入り様を感じました。
それに関連して、という訳ではありませんが、今日は「どうすればテストの点数を上げられるのか?」というお話をしていきたいと思います。
もちろん、方法は一通りではありません。多様に存在します。その中でも、星学院で取り入れていて、比較的効果が高い手法をご紹介させていただきます。
【ステップ1】目標を決める
イメージですが、「ダイエットを始める」と考えましょう。おそらく、多くの方が痩せた後の姿を想像して「何kgまで痩せたいか」目標を決めることでしょう。学習も同様に、クリアしたい目標を立てることが非常に重要です。
また、目標設定については、3つくらいのパターンを考えておくことが理想的です。この3つとは、①叶えられる範囲のベストな点数、②おそらくクリアできる点数、③なんとしてもクリアしなくてはならない点数が挙げられます。これが設定できれば、何を、どのようにしていかなくてはならないのか見えてくると思います。
【ステップ2】学習時間を固定する
毎日、何時から何時までを学習時間とするのか、しっかりと決め「習慣」として取り組むということです。
「空いた時間を使って学習する」という考え方が美徳とされていますが、必ずしも正しいとは限りません。もちろん間違ってはいないと思うのです。決めた学習時間に+αして行うのであれば...
「空いている時間だけ学習する」という考え方は捨てましょう。毎日の学習習慣をつけることが最も重要なこととなります。
【ステップ3】テスト範囲のコメント欄をしっかりと確認する
どこの中学校でも、テスト2週間前になるとテスト範囲が配布されます。ここには、「テストの範囲がどこか」という単純な情報に加え、コメント欄として「どこから、どのように出題するか」が書かれています。これをしっかりと抑えることも点数UPには非常に重要な要素となります。
【ステップ4】ワーク(副教材)を少なくとも3回は繰り返す
当たり前ですが、ワーク(副教材)は同じ学校の生徒全員が共通して持っている問題集です。これも当たり前ですが、このワークは教科書に準拠した内容となっています。そのため、教科書の要点を確認するには、ワークがベストな教材なのです。
また、解き方も、1度解いて○×をつけるだけでは、殆ど効果が見られません。
体調不良の時に、病院で検査・診断を受けて、薬をもらい、それを飲んで治療するように、学習も○付けを行ったら、間違えた箇所を検証(解答・解説を読んで解きなおすこと)をして、再度解き直しを行うなど、「わかる」「できる」ようにする取り組みが必要となります。
なお、解き直しの回数は、1度だとどうしても忘れてしまったり、誤って覚えてしまったりするものです。そこで、回数を重ねて解くことが重要なのです。
【ステップ5】問題のパターンを変えてみる
同じ数字・同じ条件下でだけ解答できるのでは、点数に繋がりません。だからこそ、パターンを変えることが重要なのです。この方法は、塾用の教材を使用するのも1つの手ですが、通塾されていない方であれば、教科書に付帯している問題を解くことをおススメします。
【ステップ6】教科書や授業プリントのまとめをしてみる
ステップ5まで完了した後は、教科書まとめをすることも効果的です。もちろん、定期テストは全てワークから出題される訳ではありません。授業中に先生が「重要」と仰ったところから出題されることもかなりあります。
そこで、授業中に使用する教材(=教科書やプリント)をまとめることで、漏れなく、テスト範囲を網羅することができるようになるのです。
さて、ここまで様々な手法をお伝えしてきましたが、これらはいずれも努力が報われるようにするための方法論です。頑張った成果が結果に結びつくと、子ども達の目の色は急激に変化します。
ぜひ、皆さんのお子さんの頑張りを応援する1つのツールとしてご活用いただけますと幸いです。
なお、星学院では、さらに細分化された方法で1人1人に最善の学習法を提案していきます。気になるという方は、ぜひホシガクの門をたたいてみてください^^
くまモンのような塾長(私)がお話を伺わせていただきます!!