【塾長ブログ】学んだことが役立つ瞬間
塾長の新井です。今日は、「学んだことが役立つ瞬間」というお話をしていきたいと思います。
星学院では、8月27日(土)まで夏期講習を実施しています。そんな夏期講習の最中もですが、塾で多くのお子さんと向き合っていると、「学ぶことの意義」をお話する瞬間というのが時折あります。
「今、学んでいることって、いつ使うの?役立つの?」という疑問は、誰しもが持ったことがあるのではないでしょうか。私も同じでした。
確かに、数学で学ぶ様々な公式や解法、英語で学ぶ文法など、説明を聞いても中高生の日常生活の中で役に立つことは決して多くないでしょう。
これは、子どもに限った話ではありませんが、「役立たないことを学ぶ」というのは決して楽しいものではありません。
しかし、覚えておいていただきたいのは、「今すぐに役立たないこと」と「意味のないこと」はイコールではないということです。
たとえば、私の場合だと、中高生時代に殆ど役立たなかった数学や英語の知識が、社会人になった後(航空会社に入った後)にかなり役立つものとなりました。
航空機の燃料を計算したり、飛行時間を計算したり、コスト計算をしたり、様々な作業を行う中で関数や方程式の知識が役立ちましたし、海外取引をしていた経験もあるので、英文の書類を作る際に英文法の知識も役立ちました。
また、職業によっては、もっと別の知識が役立つかもしれません。
つまり、小中高生のうちに学ぶことというのは、「すぐに役立つ知識」というよりも、「将来の自分の武器になる可能性を秘めた知識」ということができるでしょう。
このような学ぶ意義をもっと多くの子どもたちに伝えていきたいものです。
そんなことを思った月末の夜でした。。。
夏風邪がはやっているようなので、皆さん、体調管理に気をつけてくださいね!!
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