【代表ブログ】埼玉県公立入試、変わるってよ!
こんばんは!
代表の新井です。ちょっと気が早いような気もしますが、来年の埼玉県公立高校入試の学力検査が改善されるということで、今日は、その変更点についてお話していきたいと思います。
ざっくりと2行で言うと...
①数学・英語の問題が2パターンになり、各学校がどちらを選ぶか決められる。
②理科・社会の試験時間が40分から50分になる。
ということです。
もう少し詳しく掘り下げていきましょう。
①数学・英語の試験問題が2パターンになる
→埼玉県では、元来、どの公立高校を受験しても解く問題というのは同じでした。その結果、(学校によって)正答率が極めて低い問題があるなどの課題があり ました。そこで、入試の問題を基礎学力をみる問題中心に変更し、受験生一人一人が最後までしっかりと取り組むことができるよう内容を改善したという訳で す。
ただし、これでは一部の学校で得点差がつかなくなってしまいます。そのため、(同じ内容の)応用問題バージョンも作成し、学校ごとに、基礎/応用どちらの問題を使うか決められるようにしているのです。
出題例は以下のURLで公開されていますので、気になるという人はぜひチェックしてみてください!
【基礎バージョン】
・数学
https://www.pref.saitama.lg.jp/…/documen…/kennsa-suugaku.pdf
・英語
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2…/documents/kennsa-eigo.pdf
【応用バージョン】
・数学
https://www.pref.saitama.lg.jp/…/docum…/senntaku-suugaku.pdf
・英語
https://www.pref.saitama.lg.jp/…/documents/senntaku-eigo.pdf
②理科・社会の試験時間が50分になる
→これに関しては、学習指導要領(学校で教えることを定めた規準書)で示されている思考力・判断力・表現力などの能力をみる問題に対して、「受験生がしっ かりと考えて解答できる時間を確保するため」の改善であるとされています。ですので、来年からは全教科試験時間が50分に統一されるわけです。
【出所】「平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査の改善について」,埼玉県教育委員会,2016年3月17日閲覧
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/29nyuushikaizen.html
※県教のHP記載内容を一部要約して表記しています。
いずれにしても、基礎力が重要ということに変わりはありません。ホシガクでは、毎日15分~30分の学習を習慣化させることで、子どもに負担を与えすぎない(辛い思いをさせない)学習を実施していきます!!