【祝辞】中学生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
こんばんは!
代表の新井です。今日は久喜市内の中学校で一斉に卒業式が行われました。そこで、卒業にあたりお祝いの言葉をアップさせていただきます。お子さんがいらっしゃる方は、ぜひご共有いただけますと幸いです。
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卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
そして、卒業生の保護者の皆さま、ご子息の門出を心よりお祝い申し上げます。
記念すべきこの日に、私からは「大きな夢を持つことの重要さ」を伝えさせていただきたいと思います。ところで、皆さんは何か「夢」を持っていますか。
高校へ進学したり、社会に出たりすると、非現実的な夢を持つべきでないという人も多くいます。しかし、私はそうは思いません。その理由として、夢の醍醐味は「追うこと」にあると言うことが挙げられるでしょう。
これに気づかされた時のことをお話したいと思います。私は幼少期から旅行が趣味で、47都道府県を訪問するということを1つの目標にしていました。この目 標は、大学2年生の夏休みに達成することになります。富山駅でのことでした。その日まで、私は47都道府県を制覇したら大きな達成感が得られると信じ続け てきました。しかし、現実はその逆だったのです。感動というよりも寂しさを感じたのを今でも覚えています。寂しさを感じた理由は、追い続けてきた目標を達 成することで失ってしまったためでした。その時に、夢や目標の醍醐味は「叶えること」ではなく、「追うこと」にあると学んだのです。この例は、あくまでも 私の趣味の話ですが、仕事や私生活の上でも同じことが言えます。
そこで、今は「大きな夢」を掲げ、それを実現するための「目標」を手前に設定し、身近な目標から叶えるべく日々の生活を送っています。こうすることで、一 つの目標を達成しても、また新たな目標がやってくるという「希望の連鎖」を生むことができ、モチベーションの維持に繋げることができるのです。
もう一度、皆さんに問います。今、人生をかけて追える夢をもっていますか。
今の時点で、もっていても、もっていなくても間違いではありません。ただ、高校進学を期に考えてみてください。そして、大きな夢を持って、人生を謳歌していってください。
人生を、より豊かで実り多きものにするために。
改めて、ご卒業おめでとうございます。皆さんの進む道が、穏やかで幸多きものとなりますよう心からお祈り申し上げます。
平成28年3月15日
星学院