【講師ブログ】10月1日(水) 言語の背景を想像する。

本日は、雨模様。
気温も低くなっておりますので、
体調にはくれぐれもお気を付けください。
さて、秋めいた気候になってきましたが、
英語では秋を表す言葉にautumnとfallがあります。
この2つの違いを調べてみたところ、
autumnはイギリス英語で一般的に使われる言葉で、文学的で少し格式のある響きがあり、
一方、fallはアメリカ英語でよく使われ、もともとは「fall of the leaf(葉が落ちる季節)」という表現から来ていて、より感覚的で日常的な言葉のようです。
イギリスで詩人がautumnを使えば、季節の移ろいなどを表現し、
アメリカの映画などでfallが登場すればパンプキンパイや感謝祭などの秋のイメージが広がります。
言葉には、背景にその国の文化や歴史があります。
多言語を勉強する時は、その背景を想像しながら学習すると、より学びも深まると思いった10月の1日でした。