【講師ブログ】10月27日(火)人生のハンドル。
こんにちは、講師の松木です!
今日は、少し酷な話をします。
「やる気が出たら勉強する」
この考え方を採用している限り、行動はなかなか安定しません。
なぜなら、やる気というものは、自分の都合に合わせて出てきてくれるものではないからです。
学校で嫌なことがあった日もあるし、部活で疲れ切っている日もあるでしょう。
なんとなく気分が乗らず、机に向かっても、集中できない日だってあるでしょう。
そんな日に、頭の中でこんな会議が始まります。
「今日は疲れているし、明日頑張ろう」
「いや、でも昨日もあまり勉強していないし……」
「でも、やる気が出ないんだよなあ」
会議は長いし、結論は出ない。
そして、気づけばスマホをさわっている。
……これは、厄介ですね(笑)。
ただ、ここで1つ考えてみてほしいです。
そもそも、勉強するために、やる気は必要なのでしょうか?
もちろん、やる気があるに越したことはありません。
でも、やる気がないと何もできないのだとしたら、私たちは自分の気分に人生のハンドルを握らせていることになります。
今日は頑張れそうだから頑張る。
今日は頑張れなさそうだから頑張らない。
これでは、自分の人生なのに、運転手が自分ではありません。
そこで、こう考えてみてください。
「やる気がある日の自分」と「やる気がない日の自分」を、同じルールで動かそうとしない。
例えば、調子の良い日。
数学の難問に挑戦する。英単語を50個覚える。苦手な長文読解に取り組む。
それでいいと思います。
では、調子の悪い日はどうするか。
数学の基本問題をだけ解く。
以前覚えた英単語を確認する。
短い英文を1つだけ読んでみる。
それでいい。
「えっ、それだけでいいの?」
と思う人もいるかもしれません。
もちろん、それだけで十分な勉強量だと言いたいわけではありません。
ここで重要なのは、
調子が悪い日にも、自分の状態に合わせて行動を選べるようにしておく。
ということです。
人間は、毎日同じコンディションで生きているわけではありません。
それなのに、私たちはなぜか、調子が良い日の自分を基準にしてしまいますが
条件が変わったときに、やり方を選び、そしてベストを尽くす。
ということも1つの方法としてもっておくことをおススメします。
これは勉強に限った話ではありません。
仕事でも、スポーツでも、人間関係でも同じです。
思い通りにいかないとき、いつもの方法に固執する人もいれば、状況を見て方法を変えられる人もいる。
どちらが長く前に進めるか。
答えは、言うまでもないでしょう。
ただし、1つだけ勘違いしてほしくないことがあります。
「今日は調子が悪いから、何もしなくていい」
という話ではありません。
休むべきときには休む。
取り組めることがあるなら、取り組む。
大切なのは、休むことと、ただ先延ばしにすることを、区別できるようになることです。
勉強を通して、そういう力も身につけてほしいと思っています。
うまくいく日も、うまくいかない日もある。
そのたびに、自分にできることを考え、次の一手を選び直せる人。
私は、そういう人が強いのだと思います。
今日も1歩ずつ、成長してまいりましょう!