こんにちは!講師の松木です。
小さい頃、僕は団地で育ちました。
それぞれのお家には洗濯物が風に揺れて土曜のお昼にチャーハンのいい匂いがしていたのを覚えています。
同じくらいの年齢の子がたくさんいて、学年が上の子も下の子もみんな、入り交じって
毎日、草野球をやったり、缶けりをやったり、楽しく遊んでいました。
そんな、ある夏の日、団地の子の間で水鉄砲をもって空き地に集合という命が下されました。
総勢十数名、一斉に、ルール無用の水の掛け合いです。
みんな100円で買った水鉄砲で撃ち合いますが、ある上級生の一人が電動式の水鉄砲を乱射し始めるのです。そうです、あのツクダオリジナルのエアーウォーターガンです。
これには、僕たちも怯み、逃げ惑うばかりでした。絶望感で背中がキーンと冷たくなる感覚に襲われます。
しかし、しかしです。
一人の少年だけ、目を輝かせて上級生に突っ込んでいく子がいました。水風船を両手に持ち、先頭を切って突っ込んでいく姿は初めて勇気をもらうという経験を僕に与えてくれました。
私はあの時の光景を忘れません。
彼は間違いなく僕のヒーローでした。
そして、時は経ち、私はもうすっかり大人になりましたが、私にはもう一人のヒーローがいます。あの頃の少年の様にピンチの時に必ず現るヒーローがいます。
彼は私のことを「師匠」と呼びます。なぜ、そう呼ばれるのかは未だに分かりませんが、
彼の方がよっぽど師匠です。
そんな彼に何で、そんなにしてくれるのと聞くと「親友だから」と言います。
それ以上でも、以下でもないようです。
最高にかっこいいです。
私は救われてばっかりだなと思います。
だから、私も皆さんを救えるヒーローになります。
ピンチの時は呼んでください。
そして、
皆さんも誰かを救えるヒーローになってください。
最高にかっこいいヒーローになってください。
勉強はもちろん大事ですが、それ以上の体験を星学院は用意してます。
誰かを救える「知識」、そしてその「気持ち」をぜひ育んでいきましよう。
これからは、ピンチの人がいたら、こう叫んでください。
「ヒーロー見参!!」