こんにちは、講師の松木です!
突然ですが、皆さんは自分の名前は好きでしょうか?
私は、小学生~中学生のころまで、
あまり自分の名前が好きではありませんでした。
と、いうのも
「松木(まつき)」という苗字は、
初対面の方には、かなりの確率で「松本(まつもと)」と間違えられ、
「貴史(たかふみ)」という名前も
「たかし」と間違えられました。
そんな私の名前ですが、
ある日ふと、父から名前の由来を聞きました。
「貴史という字は最初、貴文だった。」
「歴史を重んじるように史という字を誰々からもらって云々…」
不思議と自分の名前が付けられた背景や経緯を聞くと
そこに物語を見出し、愛着が湧いてくるものです。
考えてみれば、自分の名前というものは、その自分が一番目にします。
好きじゃないよりは、愛着をもって自分の名前を見た方がいいですよね。
そして、名前もそうですが、
これは、その他すべてに言えると思います。
普段、食べているご飯。
つくってくれている人に思いを馳せる。
普段、使っている文房具
生産者さんはどんな思いでこの商品を開発したのか。
などなど、
当たり前の事、ものに、宿る、人の思いを感じ取ってみる。
そして、そんな時間をもつという、心のゆとりも大切だと思います。
思いを感じながら、愛着あるものに囲まれて生きていく。
そういう者に私はなりたい。