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★★★塾長ブログ・今日のひとこと★★★

【塾長ブログ】“考える”とは何か?

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こんばんは! 塾長の新井です。

今日は「“考える”とは何か?」というお話をしていきたいと思います。

 

大学入試改革により再来年から大学入試の枠組みが変わります。このことは多くの方が知っていることかと思います。その影響により、最近では「考える力」という言葉を耳にすることが増えてきました。

 

しかし、肝心の「考える力」とは何で、どのようにすれば身につくのか、という点はあまり知られていないように思います。そこで、今日はこの点について私の意見を述べさせていただこうと考えました。

 

まず、「考える力」とは何かというお話ですが、「考える」+「力」と言葉を分解してみると分かりやすくなります。「考える」ということは、仮説を立て検証し実証することと定義できます。ですので、これに「力」を加えてあげると、「考える力」とは、「自ら、仮説を立て検証し実証する力」ということができるでしょう。

 

さて、「考える力」がどのようなものか分かりました。次は、これをどのように身につけていくかというお話です。

 

結論から言えば、「仮説を立てる練習をすること」が最も必要なことかと思います。というのも中高生の場合、検証するための方法(問題を解く方法)や、検証(解き方)、実証(答え)は授業内で教えられますから、ここは十分練習する機会があると思うのです。他方、仮説を立てる≒予想するということを行う機会はなかなかありません。

 

そこで、星学院では、高学年の集団クラスを中心に「仮説を立てる練習」を始めた次第です。具体的には、学習する内容を示し「どう答えるか」「なぜそうなると思うのか」を考える(予想する)ということです。

 

もちろん、的外れな意見が出てくることもありますが、仮説を立てることで、考えてから課題に取り組むことを習慣化することができるほか、学習を自分ゴト化することも可能になります。

 

この取り組み自体は、最近はじめたものですが、今後は授業毎に行い生徒の「考える力」を養っていきたいと思います。

 

最後に余談ですが、私が大学院生だった頃、ビジネスシミュレーションという仮想の会社を立ち上げて、ビジネスプランを作成していくという授業がありました。その頃に、担当していた先生から「仮説がないと、何を検証して良いか分からない。そんな検証なら、しないほうが良い。」と言われたことがあったのを思い出しました。今さらになって、この先生が言っていた言葉の意味が分かったような気がします。

 

私自身も、生徒と同じように「考える力」を養っていかなくては... そんなことを感じた今日この頃でした。

【塾長ブログ】成績に表れない一面

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こんばんは、塾長の新井です。

大変ご無沙汰してしまい申し訳ありません。すっかりと、秋めいたお天気になってきましたが、皆さんお変わりありませんか。

 

久喜市では、先週から来週までが中学校の中間テストシーズンとなっており、日々自習に来る生徒の姿が増えております。素晴らしいのは、定期テストが終わった後も手を抜かない人が多いということです。中学生だった頃の自分に見せてあげたいほどです笑

 

さて、前置きが長くなりましたが、今日は「成績に表れない一面」というお話をしていきたいと思います。

 

巷で言う“塾”というのは「成績を上げるための場所・志望校に合格するための場所」として認識されていると思います。もちろん、これは間違った認識ではありません。

 

現に、我々のところに来る生徒の多くが「成績を上げたい」「○○高校(大学)に入りたい」と志をもって門を叩いてくれます。

 

しかし、これはあくまでも生徒側に立った場合のお話で、我々はそれよりももう一歩踏み込んでいかなくてはいけないと感じています。そのポイントが“成績に表れない良さを見つけること”です。

 

ご存知のように、中学生の場合は、国語・数学・理科・社会・英語・技術家庭・音楽・美術・体育の9教科が通知票上評価されますが、これは人の中のごくごく僅かな一面でしかありません。当然ですが、これだけで人としての評価を決めることはできないのです。

 

例えば、当塾の前にかかっている看板や私の名刺の裏面に描かれている「夢」という文字を書いたのも、ホシっ子の一人です。我々が普段見ている成績書類(偏差値や順位などが載っている書類)には表れてこない、この子らしさだと思います。

 

また、ノートの端にとても上手い絵を書く子もいます。教室で使用しているサンダルを綺麗に整頓してくれる人もいます。近隣の人にしっかりと挨拶できる生徒もいます。いずれも、成績には表れてこない良さです。

 

大人になって活きてくるのは、もしかするとこのような側面なのかもしれません。だからこそ、我々は成績にもこだわりつつ、+αとして人としての良さを見つけられるよう普段の言動に注視しています。

 

以前、塾生のお父様に「息子を星学院に任せているのは、親・学校の先生とは違う第三の大人としての視点で見てもらいたいからだ。」と仰っていただいたことがあります。

 

心に刻み込んだ言葉の一つです。我々は、第三の大人として、子どもたちの「学習」と「良識」を育てていかなくてはいけないのだと思いました。

 

なお、この「良識」という言葉ですが、日本語だと非常に抽象的な意味でとらえられますが、フランス語に直すと、Bon sensと言います。Bonは良いという意味で、sens(サンス)はセンスですから、良いセンスを身に着けること=良識を身に着けることと言うことができるでしょう。

 

我々の教育は、「学習」と「良きセンス(子どもの良さ)」を引き伸ばすことを目指していくものだと感じた今日この頃でした。

 

【写真】塾生が書いた「夢」の書が印刷されている私の名刺の裏面です。

【塾長ブログ】最近のホシガクと海外の塾事情

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こんばんは! 塾長の新井です。
かなり久々のブログとなってしまい申し訳ありません。
 
今日は「最近のホシガクの近況」というお話と「海外の塾事情」というお話をしていきたいと思います。
 
①最近のホシガクの近況
 
本年も皆様のご協力のおかげで、5月末で定員に達し募集を締め切らせていただきました。
一部の入塾希望者の方には、かなりお待ちいただくなどご不便をおかけしたものの、多大なご理解をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
 
生徒数が増えて質が落ちたね…と言われることがないよう研鑽を重ねて参りますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。
 
今年は、教育塾と謳う以上、より生徒との関わりを増やそうと、夏休みの特別プログラム企画を主として新たな企画をスタートすることといたしました。
 
なお、夏休みの特別プログラムは、以下のようになっています!
 
【中3・高3・高卒生向け】合格祈願座禅体験学習会
常徳院様(久喜市)にご協力いただき、夏期講習の最終日に座禅体験と本道をお借りした学習会、そして合格祈願を行う予定です。
 
【中高生向け】立教大学見学会
塾長の母校である立教大学を訪問し、キャンパスの様子や授業の様子を含めた大学全体を見ていただく予定です。
 
【小中学生向け】国会議事堂・衆議院議員会館見学
元衆議院議員秘書という経歴を持つ貴志コーチが、スペシャルメニューで、国政の中心地をご案内する予定です。
 
やっぱり学びは面白くないと!! その想いで、好奇心に火をつける夏にしていきたいと思います!!
 
※当塾では、教育の質の担保を目的として、夏期講習受講生の外部募集は実施しておりません。大変申し訳ありませんが、事情をご推察いただきご理解いただきたくお願い申し上げます。
 
 
②海外の塾事情
 
6月上旬に出張でソウル(韓国)へ行って参りました。
韓国といえば、いわずと知れた受験大国ですが、塾事情は少しずつ変化が現れてきているということでした。
 
一時代前までは、大人数の教室に名物講師が来て授業を行うスタイルが中心だったそうです。これは、メディアなどを通じて把握していました。イメージするなら日本の予備校スタイルです。
 
しかし、今日ではIT技術の進歩に伴い、どんどん映像授業や双方向型のオンライン授業に置き換わってきているのだとか...
 
そうなると、資本力(お金を含む資産)を持っているところが強者となるのは必至で、中小の塾は苦境に立たされることになるんでしょうね。
 
そんな中、最近の新しい波として、北欧式教育を謳って「人を伸ばす塾」が台頭してきているという話も聞くことができました。ホシガクと似たスタイルですね(笑)
 
これは私の私見ですが... テストの点数を含む成績は教育上重要な要素だと思います。しかし、それが全てではありません。むしろ、それはごく一部にすぎないと思っています。
 
もし、点数だけに着目してしまったら、点数に表れない良さを見つけられませんからね。だからこそ、点数に表れる部分と表れない部分と両方をじっくり見つめ、「できること」を発見し、共に伸ばしていくことが重要なのだと思います。
 
今回の韓国出張を通じて、そんなことを感じました!
 
写真は、知人と食事に行ったときのものです!

【塾長ブログ】テスト前だからこそ

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こんばんは!塾長の新井です。
今日は「テスト前だからこそ」というお話をしていきたいと思います。
 
先週と今週は久喜市内の中学校が一斉に中間テストを行うということで、2週連続で日曜日も開校し、テスト対策講座を実施していました。
 
このテスト対策講座は、基本的には受講教科の対策をすることが多いのですが、皆からリクエストを聞いて、実施教科を決めている次第です。
 
そんなテスト対策講座ですが、最近は理科のワーク解説を求められることが多くあります。確かに、ワークに十分な解説がなかったりするケースもありますから、理科を希望する気持ちは分からなくもありません。
 
ちなみに、この理科のテスト対策ですが、私なりの工夫を凝らしています。それが、実社会で経験したことも織り交ぜて解説をするということです。
 
例えば、今日は中学3年生の授業で気象の単元を学習しましたが、ここでは私が航空会社で経験した気象にまつわるお話をしたり、実際の天気図とアメダス(気象データ)の情報を比較してみたりといったことを行いました。
(※写真は別のクラスのものです)
 
こうすることで、単にワークの解説をするより、理解度が高められるほか、記憶にも残りやすくなるという効果があります。
 
とはいえ、まだまだテスト本番までにすべき課題が山積しているので、生徒と共に力を合わせて取り組んで参りたいと思います。
 
「社会人経験をもつ講師が教えるからこそできること。」星学院の強みかと思いますので、今後もそこを活かして教育指導をしていきたいと思った今日この頃でした。
 
【追記】
創業時に、都内でコンサルティング業を営んでおられる松田さまよりプロジェクターを寄贈いただきました。これまでは使用するたびに出しておりましたが、今月の教室内リニューアルに伴い常設にさせていただいた次第です。
 
塾生の学びに大きく役立っております。松田さま、心より御礼申し上げます。

【塾長ブログ】国の借金ってやばいの!? 皆が誤解しているお金の話

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こんばんは! 塾長の新井です。
今日は「国の借金ってヤバいの?」というお話をしていきたいと思います。
 
先日、ある高校生から「学校の授業で、国の借金が(国民)1人あたり約850万円もあるって習ったんですけど、これって僕らが返すやつなんですか?」という質問をいただきました。
 
これと似た質問は、毎年と言ってよいほど聞くのですが... 先生が伝えたかった事実と生徒が受け取った意味に若干の相違があるように思うのです。決してその道のスペシャリストではありませんが、経営のゼネラリストとして小学生でも分かるように解説してみたいと思います。
 
その前に...少しお話は変わりますが、皆さんは借金をしたことがありますか?
 
「ない!」という人も多いと思いますが、本当にそうでしょうか? お父さんやお母さんからお小遣いを前借りしたという経験がある人もいるでしょう。(私もその一人です。)
 
当然ですが、この時、お金を貸す側の人(お父さん・お母さん)と借りる側の人(自分)がいるわけです。そもそも、お金を借りる人がいて貸す人がいないのではお金の貸し借りは成立しませんからね。
 
何が言いたいのかというと、国(つまり政府)の借金に対してもお金を貸している人がいるということです。
 
では誰が貸しているのでしょうか?
 
日本銀行の資金循環データ,四半期計数(2017年第4四半期の暫定値)つまり、今年(2018年)3月に更新された国のお金に関する情況の一覧表に「日本国国債の保有者別内訳」というものが載っています。分かりやすくいえば、「誰が政府にお金を貸しているか」がまとめられている資料があるということです。
 
これによれば、最も割合が高いのは、皆さんが普段から目にする(利用する)銀行で、43.3%となっていました。ちなみにそれ以下は、43.2%が中央銀行、6.1%が海外、4.7%が社会保険基金といった感じに続きます。
 
つまり、政府にお金を貸している人は銀行なわけです。当然ですが、銀行は(貸せるだけの)お金がないと国にお金を貸すことができません。そのお金はどうしているのでしょうか?
 
もうお分かりかと思います。私たちが預けているお金(預金)を使ってお金を貸しているのです。これは高校の政治経済で学習する「間接金融」と呼ばれるものです。
 
そろそろまとめていきましょう。ポイントは次の2点です。
 
・私たちが銀行に預けたお金を、銀行が政府に貸している
 
・政府は銀行からお金を借りている
 
であるならば、政府の借金に対してお金を貸しているのは国民なわけですから、国民に借金があるという考え方は間違いかもしれませんね。
 
イメージをしやすくすると、お父さん・お母さんから自分がお金を借りているのに、お父さん・お母さんが借金をしているとはならないのと同じです。
 
確かに、昨年の11月、政府の借金が2017年9月末時点で1080兆4405億円あったと財務省が発表しています。これを国民の総数(1億2672万人)で割ると、1人あたり約852万円になります。だからと言って、皆さんが852万円を返さなくてはならないというわけではないのですよ!
 
おそらく学校の先生は、「これくらい巨額の借金をしているんだ」と言いたかったのだと思います。
 
小中高生の皆さん、ぜひお金の貸し借りには、お金を貸す側と借りる側がいるということを前提に、誰が・誰にお金を貸しているのか考えてみてくださいね!
 
いつもと少しテイストの違うブログでしたが、少し面白いテーマだったのでご紹介しました!
 
難しいことを簡単に!
私たちが目指すべきことです。
 
塾長:新井
電話:0480-53-8882(月~土・14時00分~22時30分)
E-mail:info@hoshi-gakuin.com
 
【余談ですが...】
本質的には、これがどの通貨ベースで取引されているのか、金利がどういう情況なのかなど、掘り下げるポイントがあるように思います。そうすることで、なぜ日本国債を買う人がいるのか、通貨のパワーバランスはどうなっているのか、実在通貨と仮想通貨の関係性などが見えてくると思います。興味がある人はぜひ、お声がけくださいね!

【塾長ブログ】修学旅行で学んで欲しいこと

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こんばんは! 塾長の新井です。
今日は「修学旅行で学んで欲しいこと」というお話をしていきたいと思います。
 
ゴールデンウイークも残すところあと1日、皆さんはどのような休日をお過ごしになられましたか? 私は、3日間ほど京都へ行って参りました。
 
前の仕事をしていた頃は、時折行くことがあったのですが、最近は全くそんな機会もなく、2年ぶりの京都旅行となりました。
 
僅か2年ですが、色々な面で変化があったように思います。私が最も驚いたのは、タクシーの運転手さんから、食事処の板前さん、お土産屋さんのおばあちゃんまで英語で案内ができる(=営業できる)ということです。中には、複数の言語を操るつわものもいました(笑)
 
理由は「外国人旅行者が増加しているから」だということは言うまでもないのですが、2年前に京都を訪れたときは、お店の店員さんと外国人旅行者の人がうまく意思疎通がとれず困っている風景をよく見かけたものです。しかし、今回の旅行ではそういったことは全くといってよいほどありませんでした。
 
京都は、日本で最も伝統的な街にして、最もグローバルな街かもしれません。
 
塾で英語を教えていると「英語って勉強する価値あります?」とか、「自分、別に海外とか行かないし」といった質問・コメントを受けることがよくあります。しかし、これらの様子を見れば、その答えは自分で見つけられるでしょう。
 
今週の久喜中を皮切りに、久喜市内の中学校の修学旅行がはじまりますが、中学生の皆には、京都の伝統的な一面とグローバルな一面、両方を見てきて欲しいものです。
 
また、これらは京都の人(受け入れる側)に着目したお話ですが、旅行者にも変化が現れてきているようです。ビザの発給要件緩和に伴い、いわゆるリピーターが増えたからかもしれませんが、やたら日本の歴史に詳しい人が増えたように思います。
 
三十三間堂を訪れたとき、隣に家族で旅行をしている欧米系の人がいました。そのお父さんがやたら詳しく観音像のことを語っていたのです。(隣で勝手に聞き入ってしまいました笑)
 
自分がどれだけ日本のことを知らないか、学びが足りないか知れた瞬間でした。英語を学ぶことは確かに重要なことですが、それと同じくらい自国の歴史や文化について理解を深めることが重要だと改めて実感した次第です。
 
楽しい旅行でしたが、それと同時に様々なことを学んだ休日の出来事でした。このことも生徒皆に共有していきたいと思います。
 
今週からテスト週間です!! 子ども達と共に気合を入れて臨みます!!
 
塾長:新井
電話:0480-53-8882(月~土・14時00分~22時30分)
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【塾長ブログ】成長するために最も必要なこと

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こんばんは! 塾長の新井です。
またまたご無沙汰になってしまいすみません。
今日は「成長するために最も必要なこと」というお話をしていきたいと思います。
 
先週は、5日間教室をお休みにして、国内外で事業展開をする商社様の新入社員研修を行ってきました。具体的には、マナー研修と組織論をベースとしたビジネス研修を行ってきた次第です。
 
さすがはやる気に満ち溢れた方々だけあって、4日間でかなりの成長を見せてくれました。彼ら・彼女らを見ていて、私自身多くのことを学ばせていただきました。その中で最も大きな気付きとなったのが、「成長のために最も必要なことが何なのか」という点です。
 
さて、この「成長のために最も必要なこと」ですが、皆さんは何だと思いますか?(成長の定義は、特定の分野・事柄において、能力が伸長すること又は改善することとします)
 
「努力」「勉強」「気合い」など様々な答えが聞こえてきそうですが、私の中で出ている答えは違います。それは...
 
「問題意識をもつこと」
 
です。これは、新社会人に限った話ではありません。中学生や高校生の学習・部活でも同じことが言えます。
 
では、どのように問題意識をもって、どのような行動をしていけば良いのでしょうか。
 
私なりの答えですが、【ステップ1:理想を描く】【ステップ2:理想と現実のギャップを見つける】【ステップ3:ギャップを埋めるための方法を考え実行する】がベストな方法かと思います。そこで、ステップごとにどのような取り組みをしていったら良いのか考えてみましょう。
 
【ステップ1:理想を描く】
「1年後、自分はどのようになっていたいのか?」をイメージして言葉で表現できるようにしてみましょう。(1年後でなくても問題ありません。)
 
ちなみに理想像を描くときには3つの注意点があります。
 
①努力では叶えられない目標を立てない(NG例:宝くじ1枚を買って6億円を当てるなど)
 
②理想にマイナスの要素を考慮しておく(NG例:ずっと同じペースで成績が上がる)
 
③短期的に理想を手に入れようと考えない(NG例:1週間で偏差値30UPしたい)
 
理想像は見つけられましたか?? これが出来たら次に進みます。
 
【ステップ2:理想と現実のギャップを見つける】
 
当然ですが、理想というのは、現時点では出来ていないことを指します。そこで、何ができるようになれば、理想に近づくのかを見つけていきます。
 
ちなみに見つけるときのポイントは思い浮かべるのではなく、ノートなどに書き出すことです。また、書き出すときは極力具体的に書くよう心がけると良いと思います。
 
【ステップ3:ギャップを埋めるための方法を考え実行する】
 
さて、ここからが最も肝心なところです。ギャップを埋めるための方法を考えていきましょう。この時に大切なことは、「いつ、どこで、何を、どれくらい」すれば良いのか考えることです。
 
学習で例えると、「毎日20時00分~20時30分は、自分の部屋で、10個新しい英単語を覚える。」といったことが挙げられます。
 
この【ステップ1】から【ステップ3】までを抜かりなく行っていけば、ある程度理想に近づくことが可能です。この考え方は、学習のみならず、部活などでも活用できるほか、日常生活の様々な場面で役立ちます。
 
 
問題意識と具体的な解決策をもって成長に繋げる。星学院(スターライトワークス)では、この方法で更なる成長をサポートしていきます!
 
 
塾長:新井
電話:0480-53-8882(月~土・14時00分~22時30分)
E-mail:ryohei.arai@hoshi-gakuin.com

【塾長ブログ】手作りの卒業式

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こんばんは! 塾長の新井です。
今日は「手作りの卒業式」というお話をしていきたいと思います。

ご存知の人も多いと思いますが、星学院には多様な生徒が在籍しています。

もちろん、学力向上を目的として通塾している生徒も多いのですが、やむを得ない事情により学校に通学できなくなってしまった生徒や、心身的理由により特別な支援が必要な生徒に関しても分け隔てなく受け入れている次第です。(生徒間コミュニケーションによる多様性の相互理解と、隠れた才能の伸長を目的に、受け入れています。)

そんな中、今日、一人の生徒が卒業を迎えました。
この生徒は、中学2年生の頃から学校に通学できず、そのまま中学校を卒業した男の子でした。昨年の春に入塾してきた当初は、かなり緊張した面持ちで通塾していたのを覚えています。

そこで、スタートは学習ではなくお話をすること、コミュニケーションを楽しむことからスタートしようと思い、チェスなどのボードゲームやプラモデル作りをすることにした次第です。車の模型や飛行機の模型をつくり完成を喜んだり、チェスや将棋の勝負で一喜一憂した日々が昨日のことのように思い出せます。

その後、通塾して数ヶ月が経過したころ「学習をしてみたい」という話になり、数学の学習を開始しました。物覚えの良い彼は、1日1単元と決めていた進度を大幅に超え、僅か半年で2年半分の学習が完了するまでに成長しました。また途中から追加するかたちで始めた英語も、随分カタチが身についてきたように感じました。

そういったこともあり、昨年の11月に「高校受験をしよう」と目標を決め、受験に向けた学習に取り組んできた次第です。入試は1月に行われたのですが、結果は無事「合格」でした。

そして、(昨年)中学校の卒業式へは参加できなかったと保護者様より伺っていたので、通塾最終日となる今日、ささやかながら星学院で卒業証書授与式を行わせていただきました。

入塾当初、自宅から出て自分の居場所を作ることを目標にしていた彼が、今では、自分の足で(自転車で)通塾し、進路を見つけ、夢を抱いて高校へ進学するまでに育ちました。彼の前進しようとする気持ちが実を結んだ瞬間です。私としても涙がこらえられないひと時となりました。

「さようなら。また遊びにきます!」

そう言いながら帰る彼の背中が、いつもより大きく見えたように感じました。彼の将来が穏やかで幸溢れる日々となることを願っています。

写真は手作りの修了証書と合格体験記※です。

「ゴールは受験のその先に。」
このことを大切に、これからも1人1人大切な未来を育てていきたいと思います。

塾長:新井
電話:0480-53-8882(月~土・14時00分~22時30分)
E-mail:ryohei.arai@hoshi-gakuin.com

【塾長ブログ】日曜特訓! 天気をマスターしよう!

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こんばんは! 塾長の新井です。
今日は「日曜特訓! 天気をマスターする!」というお話をしていきたいと思います。

今日は3連休の中日ということで、お出かけになられたという人も多いのではないでしょうか?? しかし!! 受験直前、テスト前という時期ですから、我々はそんなに悠長なことを言っていられません。という訳で、今日は、中学2年生(集団クラス)の振替授業とテスト対策授業を行いました。

皆にリクエストをとったところ、気象の単元(学年末テストの範囲)を復習したいということで、ここの特訓をさせていただいた次第です。

内容としては、気象観測の方法論、湿度計算、空気中の水蒸気量計算、前線と天気の変化、大気の変化と日本周辺の天候の特徴というボリューム満点のものとなりました。

これを1日で終わらせるわけですから、要点をまとめて授業していくしかありません。しかし、ただ説明するだけだと、ものごーーーくつまらない授業になってしまいます。

そこで、気象庁のホームページや動画を活用しながら、身の回りで起る気象現象がどのような原理で起きているのか説明することにした次第です。

ちなみに写真は、1月22日から23日にかけて大雪をもたらした低気圧と前線の関係を説明しているシーンです。

ただ前線の動きや特徴を紹介するよりも、こちらの方が、体験記憶とセットにできるため定着率も高くなる効果があります。

生徒の皆が、この学びを活かして、どのようなテスト結果を持ってきてくれるのか、そして日常生活の中でどのように知識を役立ててくれるのか楽しみです!!

学びをもっと面白く。
いつも言っていることですが、星学院の目指す学習スタイルです。

塾長:新井
電話:0480-53-8882(月~土・14時00分~22時30分)
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【塾長ブログ】雪で入試に遅刻しそうなときの3つの対応法

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こんばんは! 塾長の新井です。
教室の前も、かなり雪が積もってきました。明日は、今日に引き続き、一部の私立高校や大学の入試日となっています。いくつかの私立高校に問合せたところ、試験開始時刻を遅らせるなど対応をとるそうです。

明日試験を受ける人は、交通機関の乱れなどを考慮して、余裕をもって到着できるように出発しましょうね。(まずは、これが一番です!!)

とはいえ、「乗った電車が途中で止まってしまった」とか、「バスが運休になった」とか、やむを得ない事情により、入試に間に合わなくなってしまうトラブルが起るかもしれません。そういった場合にすべきことをまとめてみました。

以下の情報が「役立たない」ことを心から願っています。

①受験先のホームページ・SNS公式ページを確認する
「【受験生の方へ】」のような感じで案内が掲載されることがあります。ここに指示が載っている場合は、その指示に従って行動しましょう。

②受験先に電話で問い合わせる
上のような情報が載っていないことも十分に考えられます。そんなときは、落ち着いて受験先に電話してみましょう。学校の電話番号はホームページに載っています。
そして電話が繋がったら「受験番号・学校名・氏名・今の状態」を伝えて、どのように対応すべきか指示をいただきましょう。

③自分の学校に電話する
基本的には②で解決すると思うのですが、万が一②の対応がとれず、どうしようもなくなってしまった場合は、自分の中学校・高校に電話し、事情を説明してみてください。学校から連絡をしてくれるなど、かならずサポートしてもらえると思いますよ。

そして何よりも大切なことは「焦らない」ことです!
自分によっぽどの過失がない限り(やむを得ない事情である限り)受験は認めてもらえる可能性が高いです。自分ひとりだけがその状況に困っている訳ではないでしょうから、そこで焦る必要はありません。

焦らず、落ち着いて対応してみてください!

では、試験の成功を心から祈っています!! Good Luck!!

塾長:新井
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